「岩手町の奥深い魅力に、触れてみませんか？」五感で味わう岩手の町探検ツアー

旅のはじまりは、いわて沼宮内駅から

新幹線の停まるいわて沼宮内駅は、東京駅から約2時間30分で来れる場所。駅前でレンタサイクルやレンタカーを借りて散策に出かけるのがおすすめです。

まず立ち寄るのは、道の駅「石神の丘」（所要時間：30分）

岩手町を知るなら、まずは道の駅「石神の丘」を訪れるのがおすすめです。産直の野菜や岩手町の食材を使った料理を楽しめる「レストラン 石神の丘」もあります。

岩手町の名産品でもあるキャベツ「いわて春みどり」を使ったキャベツソフトクリームと、地元のお母さんたちが作る本格的な手打ちそばがおすすめです。週末には広場で植木や野菜苗のマーケットが行われていることも。

自然の豊かさに触れて心を整える（所要時間：40分）

岩手町の名所の一つでもある御堂新田の滝。3つの筋のように流れ落ちる滝は迫力満点です。心地よい水の流れと、木々の折り重なる音など、まさに全身で自然を感じ癒される場所です。ここではなるべく時間を気にせずゆっくり深呼吸して過ごしてみるのがおすすめです。

御堂観音でお参りを（所要時間：20分）

平安時代初期に坂上田村麻呂将軍が祈願所として建立し、その一族である僧の了慶がひらいたと伝えられている神社。境内の奥には、北上川の源泉とも言われている「弓弭（ゆはず）の泉」があります。隠れたパワースポットでもあるので、お参りに立ち寄ってみてください。

漫画も読めるレストランで、和牛ハンバーグに舌鼓（所要時間：45分）

ログハウスのような建物が一際目立つここは、「ばくだんハンバーグ」が名物の「4号線サロンヴィラ 沼宮内店」。室内はログハウスのような造りで、ついつい長居してしまう心地の良い空間です。

室内には所狭しと漫画が置いてあり、美味しいごはんと漫画が楽しめるのも人気の理由。オーナーが自家焙煎しているヴィラコーヒーもおすすめです。

酪農の現場を訪ねてみる（所要時間：30分）

豊かな自然に囲まれ、古くから農業や畜産がさかんな岩手町。「菊池牧場」は、1967年ほどからこの地で自然に近い形の酪農業を営んでいる家族経営の牧場です。自社牧場の乳牛を使ったソーセージとハムの加工・販売をしています。

先代から自然放牧を取り入れて、125ヘクタールの牧草地で、約100頭の乳牛を飼育しています。事前に連絡をとって、普段触れることのない酪農について、生産者の方々の生の声を聞きにいくのもおすすめです。

疲れた身体に癒しのひとときを（所要時間：40分）

旅の最後は、疲れた身体を癒しに、森林に囲まれた木造の古風な佇まいの温泉「黒石温泉」へ。町の人からも愛される小さな温泉です。ナトリウム・塩化物泉の泉質である黒石温泉は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、冷え症、疲労回復などに効能があるといわれています。