いわてまち春夏秋冬
春

2026年 第52回岩手町元旦健康マラソン大会 親子で楽しく完走!
一年の計は元旦マラソンにあり
岩手町の一年は、元旦マラソンから始まります。極寒の早朝、Tシャツ姿で母の誘いに付き合ってくれる息子の姿がありました。
育休から復帰した当時は、意地になって仕事を優先させていたように思います。息子の幼少期は、城山保育園の先生方に育てていただいたようなもので、感謝の気持ちでいっぱいです。
息子を保育園に預けていた当時は保育料を支払っていましたが、令和8年(2026年)現在、岩手町は保育料が無料となっています。さらに、医療費も高校生まで無料です。
小さな町だからこそ受けられる恩恵があります。「無いもの」を探せばいくらでも挙げられますが、「有るもの」を数えることこそが豊かに生きるコツだと、私は考えています。
息子には、ここでは書ききれないほど豊かな経験をさせてもらいました。親バカを承知で言えば、本当に良い男に育ってくれたと感じます。そう改めて実感した、元旦マラソンの一幕でした。
夏

とうもろこし迷路は、迷うことに真髄がある

田植えからやりたいねぇ

ゴールの記録だね
夏は岩手町一周!とうもろこし迷路&田んぼアート
夏の楽しみといえば、とうもろこし迷路と田んぼアートです。今年は娘と、そのお友達も一緒にまわりました。
夏は娘との思い出作りシーズンでもあります。何度目かの挑戦となる「とうもろこし迷路」では、「今年こそは!」と息巻いて挑みましたが、やはり今年も迷ってしまいました。
さすがは東北最大級のスケールです。作付や栽培、迷路のデザイン、そして酷暑の中での刈り取り作業や運営など、ほんの少し想像するだけでも、関わった方々の凄まじい熱量が伝わってきます。
また「田んぼアート」も、地元の小学生がデザインの原案を描いたり、田植えを一般公募してイベント化したりと、たくさんの想いが詰まっています。
この「とうもろこし迷路」と「田んぼアート(2ヵ所)」はスタンプラリーになっており、終着地点の道の駅「石神の丘」では景品をいただくことができます。
夏のこの企画からは、携わる多くの方々の「利用客を楽しませたい」という真っ直ぐな情熱が伝わってきます。
熱い想いにも当てられ、暑くて、爽やかな夏の青空に、良い町だな、と思った夏の1日でした。
秋

今回の作品はコチラ。岩手町芸術祭展示部門のひとこま。
秋は芸術。ハコがある幸せ
岩手町立の「石神の丘美術館」。町の至る所に石彫が点在するこの町の住人にとって、こうした素敵な空間は、もはや「当たり前の景色」となっています。
情報の洪水に押し流されたり、溺れていても気がつかないようなこの時代。真に豊かな暮らしを得るためには、「余白」と「アート」が必要だと感じています。
表現の場所や機会がある岩手町は、現代美術家でもある私自身にとって、とても特別な場所です。
町立美術館を有し、アートを町の柱の一つとしている。この町に暮らしている幸せを、改めて噛み締めた秋の一日でした。
冬

冬の花畑

70周年記念!来場の記録
岩手町の冬の定番イベント!「冬の花畑」
すっかり冬の定番イベントとなった「冬の花畑」。今年は70周年事業ということもあり、担当の方々の熱意が伝わってくる、非常に見応えのあるイベントでした。
スノーチューブで滑り降りる滑り台からは、賑やかで元気な子どもたちの歓声が聞こえてきます。わが子たちはもうそんな年頃を過ぎてしまいましたが、その声を聞きながら、ふと幼い日の姿が思い出されました。
また、同時期に石神の丘美術館で開催されていた「高校生の美術展」も、イルミネーションの点灯時間に合わせて20時まで観覧することができ、とても得をした気分になりました。
ひとしきりイベントを堪能したあと、寒空の下でいただくキッチンカーの温かい飲み物や食べ物は、また格別な味わいです。
「こんなに素敵なイベントが無料で楽しめるなんて、岩手町って本当にいいよね」。そう心から思った冬の一日でした。
中崎 貴子 ~ なかざき たかこ ~

中崎 貴子 ~ なかざき たかこ ~
宮城県白石市出身。岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程卒。約20年間の特別支援教育教員時代を経てクラフト作家に転身。SDGsの町のクラフト作家として、リメイクやアップサイクルを軸にぬいぐるみの制作やワークショップを展開。現在は沼宮内高校の魅力化事業に従事。現代美術家としても活動中。【令和7年度認定】










