SDGsライター

岩手町70周年記念事業 岩手町クラフト市が開催されました

「岩手町クラフト市」は、2025年9月13日(土)・14日(日)の2日間、岩手町大町商店街を会場に開催されました。岩手町クラフト市実行委員会が主催するこのイベントは、過去最大規模となる137の出店ブースが並び、2日間で約7,000人もの来場者で賑わいました。

県内外のハンドメイドやクラフト作家によるブースが、大町商店街や周辺エリアを埋め尽くしました。今年は沼宮内公民館にも約30ブースが設けられるなど、屋内会場も充実。どの飲食店ブースにも行列ができるほどの盛況ぶりでした。

木工、アクセサリー、布小物、陶芸など、多種多様なジャンルの作品が並ぶこのクラフト市では、お気に入りの一品を探して会場を巡ったり、ワークショップで作家と直接交流したりと、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。

岩手町企画商工課によると、今年は岩手町70周年記念事業の一環として、来場者の増加を見込み、休憩所を増やしたり、シャトルバスを増便したりするなど、来場者がより安心して楽しめるような工夫が凝らされたとのことです。

秋祭りの準備が進む時期。山車の花飾りを作るワークショップもありました

レザーのアクセサリー

沼宮内公民館内

「さんさ踊り」の花飾りをモチーフにした飾り

看板娘のフクロウさんがいるブース

1日目、雨の中、来場の皆さん

ポーチや小銭入れ

香りの良い生バジルが並ぶブース 

いわて沼宮内駅前のシャトルバス乗降場

遠く宮崎県からの出店者も

今回のクラフト市では、岩手町内や東北各地に加え、関東地方や遠くは九州の宮崎県からも出店がありました。

宮崎県から参加されたご夫婦は、退職後に夫婦でハンドメイドのバッグや服を作り始めたそうです。キャンピングカーで全国のクラフト市を巡っていると話し、「岩手町クラフト市はSNSで募集を知り、今回初めて参加しました。規模が大きくて素晴らしいですね。近隣の温泉も楽しめました。この後は新潟県と広島県のクラフト市に参加しながら帰路につきます」と語ってくれました。

宮崎県から参加の「あとりえ・あっきー」さん

クラフト市が町を知るきっかけになりました

子ども向けワークショップに参加していた盛岡市のご家族は、次のように話してくれました。「夫がクラフト市の情報を調べて、岩手町クラフト市を見つけました。さまざまなブースがあって、家族みんなで楽しめました。お店がずらりと並ぶ大通りはかなり長く、たくさん歩いたのでいい運動になりました(笑)」

また、「実は沼宮内には来たことがなかったので、今回初めて来て、この町を知る良いきっかけになりました」と、嬉しい声も聞かれました。

岩手町クラフト市は、岩手町の魅力を広く発信するイベントとして毎年開催されており、徐々に県内外への周知が進んでいるようです。出店者と来場者が交流できる場として、今後も町の賑わい創出や地域の魅力発信につながる取り組みとして期待されています。

スタンプラリーの景品に町の特産品

ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせ

岩手町のSDGs未来都市の取り組みに関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします。
地域間連携、町内外の事業者の方からのご相談などもお待ちしております。
※ご用件名に「きこえるいわて」と記入ください。

お問い合わせ