2021.05.14

岩手県立大学総合政策学部の学生たちが岩手町の2地区でフィールド演習

トップ
プロジェクト情報
岩手県立大学総合政策学部の学生たちが岩手町の2地区でフィールド演習

2021年4月30日(金)、滝沢市にある岩手県立大学総合政策学部「法律・行政実習A」の授業内にて、講演を行いました。

岩手町みらい創造課長地舘浩二より岩手町のまちづくりのこれまでとこれからを、岩手町政策アドバイザーの藤倉潤一郎よりSDGs未来都市共創プロジェクトの具体的な取り組みの一部を、株式会社ジャパンファームより企業紹介を中心に、28名6班の学生に向けてお話させていただきました。

講演後は、各班に岩手町の関係者が入り、学生たちと意見交換を行いました。学生たちは自分の出身自治体、県立大学が位置する滝沢市、そして岩手町の比較しながら、岩手町の特徴を考えていきました。また、「学生として岩手町にできること」をテーマに、ざっくばらんにブレインストーミングしました????

2021年5月14日(金)、学生が実際に岩手町に来訪し、2グループに分かれて視察を行いました。

A班の14名は、沼宮内地区を視察しました☀️

この時間帯に大町商店街を通られた方????は学生の多さに驚かれたかと思います…!
いわて沼宮内駅に到着した学生はまず、街の駅よりーじゅに行き、その後徒歩で岩手銀行の角を曲がり、裏道から蔵を眺め、ゆはず交流間、道の駅を見学しました。

学生から寄せられた視察の感想には、
「実際にまちを見て、思ったよりまち自体は明るくて雰囲気は良かった反面、歩いている人が少ないなと感じた。しかし道の駅にはたくさんの車があって、そこに人が集約されているように感じた」
「学生との交流という面では以前はカレッジオブロックという大学生の音楽イベントがあることを初めて知った。さらにじつは県内で初めての野外フェス？を行った街でもあると知り、さらに驚いた」
といったものがありました！????‍♀️????

その後、プラザあいに戻り、オンラインにて(有)ラウンドテーブルコムの柳澤代表、itaru/taku/COL.の稲垣氏よりそれぞれ岩手町SDGs未来都市プロジェクトの構想をお話いただいた後、町内のみなさまと学生がざっくばらんに意見交換しました。

意見交換を終えての学生の感想には、
「蔵をカフェなどに利用するという意見を持った時にインフラの整備という問題を加味しておらず、実際にはかなりの費用を要するということが分かりました」
「イベントを作るためにイベンターが必要だが、そのイベンターがいないため、イベントをすることができないと言っていたのがとても印象に残りました」
「沼宮内の足りない部分だけでなく、そこにある魅力を見つけそれをどう有効活用するかを考える視線が、自分には足りないと気付かされました」
というものがありました????‍♀️????

意見交換メンバーとして、商工会青年部より(有)システムナレッジ山口様、(有)三浦電設三浦様、(有)丸中廻立様、(有)外山商店中村様にお越しいただきました。
また、地域おこし協力隊菅原様、NPO法人SET 上田様、志塾メンバー遠藤様、そして岩手町役場みらい創造課今松様および谷地様のご協力を賜りました。厚く御礼申し上げます。

B班の13名は、豊岡集落を視察しました。
岩手山や姫神山と集落を一望できる場所で、地区の民生委員さんや地域の組合副会長さんから豊岡地区についてお話を伺いました。