リビングラボ活動レポート

「農を核とした関係人口・交流人口の拡大と農業の多様な担い手の育成」プロジェクトが本格的に始まりました![いわて町ラボ2021]

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■いわて町ラボ「農を核とした関係人口・交流人口の拡大と農業の多様な担い手の育成」プロジェクト(農の担い手育成プロジェクト)が本格的に始まりました!

岩手町は県内随一の食糧生産高を誇る「野菜の総合生産地」として、さまざまな耕種作物を生産しつつ、畜産農家と連携し、循環型・環境保全型の農業に取り組んでいます。

そんな岩手町で、町の方々と協力して地域を盛り上げ、農業者として活躍する新たな担い手を創出していく取り組みが「農を核とした関係人口・交流人口の拡大と農業の多様な担い手の育成」プロジェクトです。

■自然と人と、未来とつながる岩手町の農業

岩手町は広大な土地と豊かな自然を活かし、春はキャベツ、夏はピーマン、秋はリンゴなど、30品目以上のさまざまな野菜・果樹などを栽培しています。農家同士の連携も大事にしていて、技術的な情報交換をはじめ、繫忙期には人材のやり取りで人手不足を補うなど、地域内のつながりが岩手町の農業を支えています。

そして、SDGs未来都市として選定されたことを契機として、先端技術を取り込んだスマート農業への取り組みを加速し、農家を支援したい都市部の方々を町に招き入れて農と触れ合う機会を提供するなど、持続可能な農業の在り方を磨いていく、そんな構想を広げています。

農の担い手育成プロジェクトでは、「ただ単に就農したい」というだけではなく、「町の農家や住民と一緒に地域を盛り上げていきたい」という熱い志を持った仲間を応援します。

▶︎明治大学農学部共生社会論研究室の学生たちが作ったPRチラシ

■プロジェクトの活動内容

このプロジェクトでは、まず第一弾として、「岩手町の農業を知ってもらう」「岩手町の農家と就農希望者をつなぐ」以下の3つの活動を行います。

1. 岩手町就農希望者向けオンライン説明会実施

 ⇒まずはオンラインで岩手町の農業や農家をご紹介します。

2. 岩手町現地ツアー実施

 ⇒実際に岩手町を訪れ、農家やその魅力に直接触れることができる場を設けます。現地でしか聞けない話が聞けるかも。

3. お試し農業体験の受け入れ(2週間~数ヶ月)

 ⇒岩手町での就農に興味を持ってくださった方へ、お試しで短期就農の機会を提供します。

■町の就農サポート

岩手町では、就農のための研修や生活費の補助など、町と地域が一体となって新規就農者をサポートする体制を整えています。

このプロジェクトでは、これらの町の施策と連動する形で、就農希望者の方々に寄り添い、岩手町の農業について知るところから、実際に就農するまでのプロセスを段階的に、きめ細かくサポートしていきます。

■SDGs未来都市の農業

本プロジェクトでは、上記の活動に加えて、スマート農業の推進や半農半Xなどの新しい就農スタイルの確立など、未来に続く持続可能な農業を模索する取り組みを進めています。

「ただ農業をする」というだけではなく、「未来の農業を作っていきたい」という方にこそ、ぜひこのプロジェクトに関わってもらいたいと考えています。

■今後のスケジュール

2022年/春以降、以下の予定でオンライン説明会、現地ツアーを開催します。

 2022年03月~04月:第1回オンライン説明会 ⇒ 第1回現地ツアー

 2022年05月~07月:第2回オンライン説明会 ⇒ 第2回現地ツアー

 2022年08月~10月:第3回オンライン説明会 ⇒ 第3回現地ツアー

※説明会・現地ツアーは、農作業や収穫の時期に合わせ、実際の「岩手町の農業」を知ってもらえるように進めていきます。

■オンライン説明会について

第1回目のオンライン説明会は、2022年3月21日(月・祝) 14:00〜16:00 に開催します。

説明会では、岩手町での農業や就農の制度と併せ、町の農家の方に登壇してもらって、どのような農業をされているか、どのような生活を送っているかなど、「岩手町の農業」について赤裸々に語ってもらう予定です。

オンライン説明会の詳細は決まり次第別途お知らせいたします。

ご参加のお申し込みは、こちらのgoogleフォームからお願いします!

ご相談・お問い合わせ

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岩手町のSDGs未来都市の取り組みに関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします。
地域間連携、町内外の事業者の方からのご相談などもお待ちしております。
※ご用件名に「きこえるいわて」と記入ください。

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