“岩手町で起業”を後押し

連続講座「志塾」

多様な視点からノウハウを学ぶ

志塾の講義風景

 岩手町での起業のノウハウを学ぶ連続講座「志塾」の第5回講座が2022年11月17日、岩手広域交流センター「プラザあい」で開かれました。稼ぐ力や事業拡大の手法などを学ぶ3人の受講者に参加理由やSDGsへの思いを伺いました。

 連続講座は同9月から11回開催。この日は岩手町政策アドバイザーで講師の町井則雄・株式会社シンカ代表が統計情報の見方や事業化への視点などを解説しました。

 町内在住の30代で林業の佐々木さんは、森林が伐採され放置されている現状を心配し、「景観改善や木材供給ヘの育林」に向け起業を目指しています。

 町出身で町外在住の板垣さんは同10月、アレルギー28品目不使用の菓子や総菜·弁当作りのキッチンを実家で創業、娘さんもお手伝いしています。

 町内出身、在住で50代の松原さんは、体のゆがみを矯正する「カイ口プラクティック」を6年前に自宅で開業、改めて起業を学び直しています。

 志塾での学びについては、「多様な視点で考えるようになり、山林管理の重要性を周知したい」(佐々木さん)、「事業の流れが整理できました。アレルギーによる区別・差別の解消が最も重要と思います」(板垣さん)、「講座のすベてが新鮮。施術のリピート、事業継続が課題です」(松原さん)。参加者は「やりたいことがSDGsにつながっている」など、確かな手応えを感じている様子でした。

向かって左から佐々木さん、板垣さん、松原さん

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