令和3年度の「志塾」の最後となる第4回が開催されました。
第4回はお金をテーマに、社会のお金の流れや投資の世界の話を日本最大の1兆2000億円を超える投資ファンドを運用するレオス・キャピタルワークス会社の代表で最高投資責任者の藤野英人先生をお招きしてオンラインセミナーとして実施されました。
今回は11名の塾生の皆様にお集まりいただきました!!
ご自身の地方創生のご活躍とご経験から、「東京中心の時代から地方へ」など教授いただき、投資以外にも経済や起業・経営に関わる内容もあり、大変聞きごたえのあるもので、会場からも相槌やメモで手を動かす志士の皆様の姿も見受けられました。
「人生が劇的に変わる時代になった」個人の起業家を支える仕組みが整ってきており、2040年には上場銘柄が総替わりするとの予想も定義されました。
これからの投資対象はこれまでの常識と大きく変わることについてと、
「穴を見つけ、穴を埋めるビジネス」→社会課題に目を向け解決に向けて自ら動き出すことの重要性についてもお話しいただきました。
岩手町に見え隠れしている穴(社会課題)はたくさんあるはずです。
それらに目を向けて動き出すことも大きなビジネスチャンスということを学ぶことができました。
そして藤野先生からのご講演後は、塾生からの発表会がありました。
発表の中には、まだ構想段階としながらも、町内の中小企業へのエンジェル投資や町のシンクタンク的な役割をした起業や、町を主題としたドラマや、映画撮影などを提供されたいなど、大変面白い内容を発表された方、
産前産後ケアやピラティス教室等ですでにご活躍し、実績を残されている塾生の方の発表では、「岩手日報社から産前産後ケアについての取り組みを取り上げていただいた」、「今後は産後の女性参加にも力を入れていきたい」、「退職し、これから独立して事業を行っていく」など、来年度いよいよ起業を実践されるお話を伺うことができました!
発表後は山口豪志塾長(株式会社54代表)と岩手町政策アドバイザーの町井則雄より発表内容に対してフィードバックがあり、塾生とビジネスモデルや必要となる考え方、ステップの作り方などについて熱いディスカッションが行われました。
2021年度は本講座で最後となりますが、来年度もさまざまな講義を予定しております。
コロナ禍をきっかけに社会は大きく変わりました。特に働き方については大変革の二年でもありました。今やミーティングはオンラインが当たり前になり、在宅で多くの仕事ができることが証明され、出勤というスタイルも変化しています。
藤野先生の講義の中でも触れられていましたが、そのような社会では地域に多くの機会が生まれます。
「志塾」はまさにそのような機会を自らつかみ、自分の人生の選択肢を増やしたい方々にとって役に立つサポートをしていく場です。
岩手町の起業支援については、お気軽にお問い合わせくださいませ。