岩手町×豊島区 SDGs Tourが開催 10月1日~11月27日
東京都心にある「豊島区立としまみどりの防災公園(愛称:イケ・サンパーク)」にて「岩手町×豊島区 SDGs Tour」という企画展が10月~11月の2か月間で計10日間実施されました。
SDGs Tourは、昨年度に千代田区丸の内にある丸の内2丁目ビルで開催された「岩手町×丸の内 SDGs Tour」からスタートした企画展で今年度は2年目となります。
今年度は、岩手町の単独開催ではなく、豊島区のご協力の下、より多くの方々に岩手町が取り組むSDGsの取り組みを知ってもらうことと併せ、岩手町が誇る野菜の販売会なども実施しました。
豊島区と岩手町がどのようなSDGsの取り組みを推進しているのかを来場者に知ってもらうと共に、相互の関連事業者の販路開拓を含めた様々な取り組みを推進していくことで、広域連携によるSDGsの取り組みを含めた様々な可能性を模索し、将来、具体的な事業につなげていくことを目的としています。
会場であるファーマーズマーケットは毎週土日に開催、近隣にはマンションや住宅街が多いことから、近所から遊びに来られる親子連れの方が多く来場されています。
また会場となった公園は、防災公園という名前の通り災害時に一時避難場所となるだけでなく、耐震性貯水槽や非常用電源、非常用トイレやヘリポートなども備えた区内最大の防災機能を備えた公園でもあります。
災害時における都市のレジリエンス(防災・減災)は、SDGsの目標11にも「災害に強い街づくり」が掲げられており、地震災害の多い日本では重要なテーマの一つです。
【賑わいの様子をご紹介!】
【佐々木町長自ら来場者の方に岩手町の紹介とSDGsの取り組みを解説】
【岩手町が誇るりんごなどに関心を持ってくださる方がたくさんご来場くださいました】
【子どもに人気だったホッケー体験コーナー】
ふだんは近隣住民のみなさんに憩いの場を提供しながら、災害時には頼りになる防災拠点という「としまみどりの防災公園」でX SDGs Tourが開催できたことで、ブースにお越しいただいた皆さまより、たくさんのうれしいお言葉をいただきました。
りんごを買いにいらしたお客様は、
「岩手町のりんごとっても美味しかったからまた買いに来ました」
と毎週リピーターになってくださいました。
登山が趣味という方は、
「姫神山が好きで、私が大好きな山をこんなにも美しく望める石神の丘にぜひ行ってみたい」
と岩手町へ行きたいとおっしゃってくださいました。
また、岩手町で盛んなスポーツ・フィールドホッケーをご紹介するブースには、たくさんの親子がホッケーを楽しむ姿も。
2016年に岩手町を会場に開催された希望協いわて国体に選手として出場し、岩手町の沼宮内高校とも対戦経験のある方も足を運んでくださり、ホッケーの話で盛り上がりました。
他にも来場したホッケー経験者が、懐かしそうにスティックやボールに触れながら、岩手町もホッケーが強い町であることを知っていただくきっかけにもなりました。
ハロウィンの時期には、多くのコスプレ衣装を身にまとったお客さんで公園も大賑わい!
岩手町オリジナルの、キャベツを美味しく食べるために開発されたドレッシング「キャベタリアン宣言」を購入された方からは、
「とても美味しかったです!2種類コンプリートしたく、また買いに来ました」
というコメントをいただくなど、リピート購入してくださる方も増えました。
また、岩手町で新鮮な果物を使ってジャムなどを作っている「金山会(きんざんかい)」の「ブルーベリーソース」や「りんごソース」の試食を提供したところ、「りんごの綺麗な色が出ていて素敵」「ブルーベリーソースは甘さがちょうど良くて美味しい」など多くの方がお買い求めくださいました。
【高野区長のご訪問!パネル展示にて岩手町をPR!】
また、豊島区の高野之夫区長が岩手町のブースにお越し下さり、岩手町佐々木町長と対談されました!
SDGsの取り組みを紹介するパネル展示では、豊島区と岩手町のこれまでの取り組みの紹介のほか、岩手町SDGs未来都市共創プロジェクトの紹介を行いました。
「岩手町×豊島区 SDGs Tour」は、大盛況のうちに終えることができました。ご近所に住まわれている方がリピーターとして来場いただくことも多く、これをきっかけに岩手町の存在や豊島区・岩手町が取り組むSDGsを知ってくださり、何度もブースに立ちよっていただけたことで、岩手町にとっても実りのあるイベントとなりました。
最後に、この度大変なご尽力を賜りました、東京都豊島区の皆さま、岩手県、岩手町内の事業者の皆さまに厚く御礼申し上げます。