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岩手町に、泊まる

通好みの渋い宿から、最新技術を活かした宿まで。岩手町の宿4選

この町には、渋くていい宿がまだ残っています。ピカピカの現代的なホテルでは得られない、この土地のリズムや個性を感じられる場所をいくつか紹介したいと思います。道の駅で購入した新鮮な野菜や豚肉を調理して食べたり、地元の人の生活の風景にゆっくり出会える場所として、少し長い時間、この町で過ごしてみたい人におすすめです。

ホテル黒石温泉

駅から少し離れた、山の中腹にあるホテル。「黒石温泉」の看板が目印です。外観は華美な装飾もなく、シンプルなつくり。中に入ると和室がいくつかあり、隣接の施設には、森林に囲まれた木造の古風な佇まいの温泉もあり、地域のおじさまおばさまにも愛される場所です。食堂ではお母さんたち手作りのお食事もいただけます。

看板も渋くて、程よい味が出ています。

ロビーには、オーナーの趣味なのか動物の剥製が。窓から注ぐ優しい陽の光が気持ちいい。

部屋は畳の部屋、2つの部屋を繋げれば4〜5人の家族やグループでも利用可能。

川原新田ドライブイン

新幹線の駅からほど近くにあるのが、こちらの「川原新田ドライブイン」。ご覧の通り、歴史あるドライブインホテル。創業40年以上の歴史をもち、1階には昭和にトリップしたような気持ちになる食堂が。ジンギスカンや肉鍋定食が人気のメニューで、お昼時は町の人たちで賑わっています。宿泊施設は2階にあり、100名まで利用できる大宴会場もあります。

夜になると、看板のネオンの味わいが増してさらに良い雰囲気に。

大きな食堂の窓と、ビンテージの照明がどこか懐くかしくほっとする空間を演出しています。

人気メニューの「肉鍋定食」はこれで一人前。ボリュームたっぷりで満足度抜群です。

宿泊スペースは、1人で泊まるのにちょうど良い畳空間。

大広間前の踊り場の小さな”溜まり場”もいい味が出ていて素敵な空間です。

モビリタコート岩手

総合運動公園内に突如として現れるこのコンテナ型の宿泊施設は、2018年の北海道地震の際に仮設住宅として使われたムービングハウスを再利用して作られました。移動式宿泊施設なので、災害時は福祉避難所や仮設住宅として活用することも可能です。

ICT(情報通信)技術を活用した非接触型宿泊施設で、トリプルスマート(スマートチェックイン・アウト、スマート決済、スマートロック)を採用。Webサイトで予約して簡単にチェックインとチェックアウトができるのも嬉しいポイントです。この宿泊施設をきっかけにこの町で楽しみ、滞在する人を増やしたいという思いで今後も町と連携した様々な取り組みも検討しています。

  • 写真:STUDIO PEOPLE

  • キッチンや調理器具などもあり、長期滞在にもおすすめです。水回りも綺麗。

  • 断熱性、気密性、防音性、遮音性に優れた高性能建物なので、室内も快適。ベッドも米国シェアNo.1を誇るブランド「シーリー」を採用。

  • 地元のパン屋さんから届く、サンドイッチと惣菜パンの朝食。

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旅館 笹相

駅近で宿泊先を探している方におすすめの、いわて沼宮内駅より徒歩3分の全室和室の旅館です。昔はホッケーの合宿利用があったけれど、今はビジネス利用がほとんどというこちらの旅館。2匹いる保護猫は、人見知りなので出会えたらラッキー。

土曜日のランチタイムには外に看板を出してランチ営業をしており、宿泊者以外の方もご利用いただけます。将来的にはランチを拡充していく予定とのことで、これからも楽しみなお宿です。

ご相談・お問い合わせ

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