いわて町ラボ「町まるごと健幸フィールド化プロジェクト」の一環で、プロジェクトマネジャーを務めるテレビ岩手が中心となり、2022年1月〜2月にかけて、岩手町の町民のみなさまからウォーキングコースのチェックポイントとなり得る岩手町の名所を募集し、116通の一般応募と有識者2名の応募をいただきました。
その情報をベースに、ウォーキングコース「岩手町 町民おすすめスポットコース」が完成しました!
岩手町をよく知る人はさらに魅力を掘り下げ、あまり知らない人にはもっと魅力を知ることができるコースとなりました。
2022年3月1日~2023年3月31日の期間、テレビ岩手公式アプリ「てれりんく」内の「5きげんウォーク」にて「岩手町 町民おすすめスポットコース」のバーチャル版(※)をお楽しみいただくこともできました。バーチャルコースは県内26市町村、461名の方々に歩いていただくことができました!
※実際にそのルートを歩かなくても、スマートフォンに記録された歩数を元に、アプリ上でチャックポイントを回ることができるコースのこと。アプリをダウンロードするだけで、日本中どこにいても、岩手町のコースを歩くことができる仕組みです。
2022年6月〜7月にかけて、歩くらぶのみなさんと実際に歩いて楽しみました!
沼宮内地区の大町商店街を歩く、歩くらぶのみなさま
町のみなさんの参加型プロジェクトとして作成されたこのコース、スポットの写真と共にご紹介します!
岩手町 町民おすすめスポットコース 全長43.5km
1. 彫刻「岩手の風」(0.0km)
国道4号線沿いにある彫刻「岩手の風」は、第24回国際石彫シンポジウムにおいて新妻實(にいつまみのる)さんと3人の助手によって創作されたものです。沿道に設置されるこの彫刻は地区の住民や子供たちから親しまれています。
2. 明圓寺(1.2km)
明圓寺は岩手町川口にある曹洞宗の寺院です。山門をくぐると立派なお堂とシンボルツリーが迎えてくれます。スポットの提案者は、お寺の屋根にきれいに雪が積もる冬がおすすめだそうです。
3. 丹藤川(丹藤橋)(3.5km)
丹藤川頭首工を起点とし丹藤川渓流が始まります。
川沿いに8kmの遊歩道が続き、奇岩と清流の春の藤、ツツジ、秋の紅葉がとても美しい。
また、丹藤川はヤマメ、イワナ、アユ、等魚の宝庫として釣り人を楽しませてくれます。
4. 彫刻「かひ’ 96-流星」(岩手警察署前)(7.4km)
岩手警察署の入り口にある、馬の頭の石像です。迫力があり、横を通ると思わずじっくりと見てしまいます。
5. 石神の丘美術館(8.1km)
県民から広く愛される石神の丘美術館。2020年9月には、ラベンダーをはじめ四季を通じて楽しめる草花、風景と彫刻作品をおさんぽしながら楽しむことができる〈花とアートの森〉を新たに開館しました。「道の駅 石神の丘」も隣接されており、幅広い年齢の方が、構えることなくいつでも立ち寄れ、身近に美術を感じることができます。
6. 野口町公園(8.8km)
岩手町の隠れた名スポットでおすすめなのが野口町公園。町内の高台に位置するこの公園からは町を一望することができ、さえぎる物なく岩手山を眺めることができます。春には桜が咲き、ウォーキングの一休みに最適です。
7. 大安良神社(沼宮内伝説由来地)(10.3km)
大安良神社は、沼宮内伝説に出てくる大蛇の尾と腹をまつったとされる神社です。沼宮内を一望できる場所として、毎年、大祭も催されています。
8. 街の駅「よりーじゅ」(10.4km)
町の中心部である大町地区に、町の皆さんの交流の場として整備された“街の駅”。特に、沼宮内地区の「山見」という古来からの風習にスポットを当て、町の皆さんの交流の活性化と今までに培われた町の文化を発信しています。
9. 輪台城跡(16.2km)
輪台城は阿倍貞任の子孫、安東氏が一方井氏を名乗り代々居城とした一方井城の別称です。現在は、、南部氏26代南部信直の生誕の地として石碑が建てられている。
10. 岩手沼宮内カントリークラブ(21.6km)
岩手沼宮内カントリークラブは、なだらかな丘陵地にゆったりとレイアウトされた36ホールのゴルフ場です。秀峰・岩手山や姫神山、西岳などの山々をパノラマ状に望むコースで、のびのびとゴルフを楽しむことができます。
11. ヴィラ(洋食レストラン)(29.4km)
県内に複数店舗展開している人気のレストラン。本店は沼宮内にあり、1976年の開業から長く愛されています。
12. 塩の道(34.0km)
北上川の源泉で御堂観音境内にあるゆはずの泉。平安時代に源義家が弓のつるをかける先端部分である「弓弭」で掘って清水が湧き出たことから「弓弭の泉」と呼ばれ、今も涸れることなく御堂観音の地に湧き出で、悠久の北上の流れとなっています。
14. 御堂新田の滝(玉吹の滝)(43.5km)
御堂新田の滝は、御堂観音より東へ約2.5kmの朽木川に位置しており、高さ8m、幅10m規模の滝です。大きな岩盤から玉のように3筋に水が流れ落ちる様子から別名「玉吹きの滝」とも呼ばれ、四季折々の景観を楽しむことができます。
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■テレビ岩手 https://www.tvi.jp/