「いわて子ども食堂フォーラム2022」が開催されました！（11/19）

「岩手広域交流センター プラザあい」にて、【いわて子ども食堂フォーラム2022】を開催しました。

本フォーラムでは、子ども食堂の実践者をお招きし、

町内外の取り組み事例や活動の実際などについて詳しくご紹介。

岩手町でどんな子ども食堂をつくることができるか、どんな場所であれば意義があるのかなどを

子ども食堂にこれからかかわりたい、すでにかかわっている人たちとともに考える有意義なフォーラムとなりました。

基調講演として、NPO法人インクルいわて 子どもの居場所ネットワーク　川守田 栄美子さん、

町内の子ども食堂実践者として、どんぐり山食育食堂　熊谷 美枝さん　の2名にご登壇いただき

リアルな子ども食堂の現場、活動に対する想い、活動するにあたっての注意点や

受けられるサポートなど多岐にわたるお話を伺えました。

川守田さんのお話のなかで、特に基本的な子ども食堂の考え方のお話が印象的でした。

「子ども食堂は『貧困家庭の子どもたちのため』というイメージがいまだに強いですが、

現在の子ども食堂の在り方は多様化していて、地域の人のつながりや孤立した高齢者を含む町民の居場所、

コミュニティ食堂の意味合いをもった活動が増えています。」

岩手町を含む多くの自治体では子どもの人口が減っている傾向にありますが

「子ども」食堂を超えて町民全体を視野に入れた「コミュニティ」食堂という考え方は、

岩手町にも増えてほしい！と思わせてくれるとても素敵な考え方だなと感じました。

また、「どんぐり山食育食堂」を運営されている熊谷美枝さん（五日市）のお話では、

まさにコミュニティ食堂としての子ども食堂の活動が紹介されました。

「子どもたちをはじめ、地域の皆さんにおいしいごはんを食べてもらって

子どもの頃に遊んだどんぐり山のある岩手町に、育ててくれた恩返しがしたいんです」

広報や運営費に苦労しながらも、想い一つで地域の方々や企業を巻き込み

子どもから年配者まで幅広い世代が参加する「どんぐり山食育食堂」を毎月開催されている

熊谷さんの姿はとてもカッコいい！と感じました。

最後には登壇者のお二人も含む参加者の皆さんで、

「今後の岩手町の子ども食堂はどんな要素があればいいんだろう？」

「そもそも食堂は必要？」

「どんなサポートがあればもっと活動が広がるか？」

など、思い思いの議論をグループワークでぶつけ合いました。

参加者からは、

「子ども食堂の意味がよく分かった。もっと応援していきたい」

「なにか手伝えることがあったら是非参加したい」

といった声が多く上がり、一方で

「どのように資金を集めたらいいか」

「仲間はどうやって集めたらいいか」

「場所はどうしようか」

といった具体的な課題が明確になった議論でした。

今後、こうした課題を解決していきながら

より町民が子ども食堂を始めたり、参加しやすい環境づくりをしていくことが

町全体を活性化させるポイントになりそうです。

子ども食堂について詳しく知りたい、参加してみたいという方は

こちらまでお問い合わせください????????????

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