2021年11月24日(水)、沼宮内高校にて「起業体験プログラム」の第五回が開催されました。
起業体験プログラムとは「人生の選択肢のひとつとしての起業を体験することで、生きる力を引き出すこと」を目的の一つとした人材育成プログラムです。
これまでの開催報告はこちら↓
今回もオンライン開催となりましたが、沼宮内高校の先生方にご協力いただき無事、円滑に進めることができました。
5回目の授業内容は?
5回目である今回は、発表会に向けて「プレゼンテーションの極意」を学びました!
人に「伝える」ことと「伝わる」ことは全く違います。自分では伝えているつもりでも相手に伝わっていなければ意味がありません。その「伝わる」技術の一つとしてプレゼンテーションという手法を学びました。
聞き手の人に伝わるためにはどんな構成がいいのか、適切な話し方やスピードなど
よりよいプレゼンテーションのイメージを掴むことができました。
その後、各チーム事業計画書を書き進める作業を行いました。
オンライン環境下でもパソコン越しの大浦さんの前に立ち、質問する生徒たちの姿がありました。
その様子を覗くと…
「廃校活用をして季節ごとにイベントを開催したいが、何をしたらいいか」というチームが
余談ですが…
現在岩手町には活用されていない廃校施設が複数あり、その活用については様々な検討が行われています。今回は体験という形ではありますが、高校生のアイデアを活用する未来もあるかもしれません!
この相談に対し、大浦さんからは
「他に事例がないか調べてみる、無い場合は小学校を管理している役場の担当課に相談してみたらどうか」などアドバイスがありました。
また、中には
「何をしたらいいか分からなくなった…」というチームも
今までの考えの整理をしたり、やりたいことを再確認したりしてどの方向に進んでいくかアドバイスを受けていました。
このように事業の立ち上げに向けて各チーム試行錯誤しながら進めている状況です。
これまでの授業を通じて、計画書の作成や必要な機関とコンタクトを取るなど起業に必要なプロセスを実体験を基に学んでいます。また、なかなか意見がまとまらないなどチームで進めることの難しさも感じている様子でした。
次回はいよいよ発表会です。今までの成果が発揮されることを期待しています!
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