2024年6月16日(日)、「岩手町田んぼアートの田植え体験会」が開催されました。
この体験会は、岩手町田んぼアート実行委員会が中心となって開催。今年も昨年に引き続き、テレビ岩手の協力を得て、町内外の関係人口創出を目的に、岩手町で農業を体験しながら、自然の中で体と心の健幸を目指し、「岩手町 田んぼアートグリーンツーリズム事業」として開催されました。
浮島地区の田んぼアート
岩手町の田んぼアートは、2017年に、新規観光開発プロジェクトの一環で、「田んぼアート実行委員会」が発足したのがきっかけで行われました。
過去には新型コロナウイルスの流行で、開催を見送った年もありましたが、毎年一方井地区と浮島地区の2か所で行われています。
町内外から150人が参加
CMやSNS募集を通じて親子など69人が町内外から来場。全体では地域住民含め約150人が田植え体験に参加しました。
当日は晴天に恵まれ、絶好の田植え体験日和。
オープニングセレモニーでは、田んぼアート実行委員会長の千葉一幸さんが今年の絵柄「かぐや姫」を発表しました。
浮島地区の田んぼアートは、「むかし話」をモチーフとした絵柄が描かれるのが特徴です。
今年の絵柄「かぐや姫」を発表する千葉さん(右)
田植え体験開始
田植え指導を受ける参加者の皆さん
参加者は15センチほどの稲の苗(黄色と短緑の品種)を手に取り、一定の間隔で田植えを行いました。
土の中の柔らかな感触を感じて、参加者は田植え体験を心の底から楽しんでいるようでした。
また体験後には、展望台の上から自分が植えた場所を確認しました。
夢中で作業する参加者の皆さん
浮島小で昼食会
小学校の体育館で昼食会。地元の皆さんから料理のおもてなしを受けました。
田植え体験後には、旧浮島小学校へ移動。
参加者は岩手町産の食材をふんだんにつかった昼食(赤飯や豚汁、サンドイッチ、漬物やサラダ、きなこ大福など)を味わい、疲れた体を癒しました。
10月には稲刈り体験
10月13日(日)には、田んぼアートの稲刈り体験が行われます。
体験後には収穫祭も開催されます。※応募は締め切りました。(9/27追記)