SDGs宣言で「給食残しません」

沼宮内中3年の中村翔真さん 宣言第1号に

宣言後、日常が少し変わったという中村さん

 「僕は給食を残しません」「家でも、買い過ぎ、作り過ぎ、食べ残しに気を付ける話をします」。2022年4月、沼宮内中3年の中村翔真さんは町内で初めて「SDGs宣言」(※) をしました。 食品ロスを減らしたいとの思いからです。

 応募書類には「日本の食品ロスは年間約612万㌧。毎日1人がおにぎり1個分を捨てています。 大量の資源が使われ、多くのコストがかかり、環境汚染にもつながります。問題は一つだけではありません」と書きました。

 宣言後、日常で変化も起きました。中村さんのお母さんによると、貧困で困っている人などへ進んで募金するようになりました」。食品ロスと貧困問題は表裏一体だからです

 学校では,給食を食べきれない友達が「翔真食べる?」と声をかけてくることも。道德の授業では、環境や貧困問題などの話題で先生から当てられ、考えを述ベる機会も増えました

 「宣言後、SDGsに関心を持ち、調べてくれる人が増えた感じです」(中村さん)。岩手町みらい創造課によると、SDGs宣言数(2023年3月31日現在》は124件で、個人109件、企業·団体が15件。宣言内容はこちらからご覧いただけます。

わたしのSDGs宣言の募集チラシ

※SDGs宣言

岩手町が町内の個人や団体などを対象に募った「持続可能な社会への取り組み」。町は内容を確認の上、宣言認定証を交付しています。

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