岩手町は、いわて沼宮内駅を拠点に新幹線でさまざまな町と繋がっていますが、繋がっているのは地理的な関係だけではありません。文化・環境・地理などをきっかけに町と町が繋がる「姉妹都市連携」を通じて、持続可能なヒト・モノ・情報などの循環を生み、SDGs未来都市共創プロジェクトの目標を達成しようと今さまざまな取り組みを行っています。
この記事では、自治体同士が連携する「X岩手町SDGs Tour」についてご紹介します。
持続可能なまちづくりを推進するための「X岩手町SDGs Tour」
姉妹都市間の連携には、アートや環境エネルギー、そして自然資源などを起点に、お互いの都市のよい取り組みや視座を共有しあうことで、より持続可能なまちづくりを推進していくというねらいがあります。
岩手町は、SDGs未来都市同士の連携や他地域の自治体や企業が交流し、提携関係を結ぶきっかけとなる象徴的なイベント「X岩手町SDGs Tour」を実施しています。これまでには、2021年3月に「岩手町 × 丸の内 SDGs Tour」が、2021年8〜9月に「岩手町 × 丸の内 SDGs Tour: vol.2 共創のまちづくり展」を開催してきました。
丸の内のイベントでは、岩手町の人々の活動を紹介したパネル展示、岩手町の風景や音を体感できる岩手町の映像上映、レストランでの岩手町産の食材を利活用したコラボメニューなど、五感をフルに使って岩手町を体験するコンテンツを展開。また、岩手町SDGs未来都市共創プロジェクトの紹介をはじめ、岩手町の地産品展示販売、ホッケー体験など、岩手町の魅力を都市部で味わえるものとなりました。
岩手町の紹介のほか、特産品や地産品、ハンドメイドの工芸品などが展示されました
会場に併設されたカフェでは、岩手町の食材を使用したコラボメニューも展開
岩手町マルシェでは、岩手町で採れたキャベツやじゃがいも、にんじんを販売しました
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