味わう

年を重ねても働ける、生きがいのある仕事に出会う

取材先:
パワー工房 / 茶屋っこ

元気でここで仕事ができることが生きがいであり、楽しみなの

生きがいある仕事場を、この町で

 

岩手町の道の駅には、地元の農家のお母さんたちが働く「パワー工房」と「茶屋っこ」があります。

ここでは、地元のお母さんたちがキッチンをシェアして、この地域の昔ながらのお惣菜やおやつ、手打ちのお蕎麦などを提供しています。全て、保存料・着色料・食品添加物などを使用せず、手作りの体に優しい味を作り続けています。

「元気にここで仕事ができることが生きがいであり、楽しみなの」と語るのは、2002年の立ち上げ当時からここで働く山本佐枝子さん。「年を取っても働けるような、生きがいがある仕事場をつくろう」とご近所の仲良しグループのお母さんたちが集まり始まった場所だといいます。

80歳を超えたお母さんも元気に働いているというから驚きです。地域柄、農業を営んでいた方も多く、リタイアしてからもまだまだ活動していたい、というアクティブなお母さんたちがたくさんいるよう。なんだか羨ましくなるくらい、イキイキと楽しそうに活動し、自分の住む町に関わっていたいという思いが伝わってきます。

売店の横には、オープンキッチンがあり、窓ガラス越しに、お母さんたちのお蕎麦を作っている姿が見えるのも、なんだか心温まる風景。ここに来るたびに「お母さんたちやってるかな〜」とのぞいてしまうなんてことも。

おすすめメニューはなんと言っても、古くから岩手町に伝わる伝承の味、十割そば。のどごしもよく、スルスルと口通りも良いお蕎麦が800円程度で食べられるのも魅力です。

そして隠れた名物は、この地域で昔からよく食べられていたおやつ「みそぱさみ」。小麦でできたもっちりした皮で、甘味噌とクルミをはさんだ甘じょっぱいおやつです。

最後に忘れちゃいけない「キャベツソフト」は、岩手町の名産であるキャベツ味のソフトクリーム。ほんのりフレッシュなキャベツ味のする人気の一品です。

どこか懐かしく、あたたかな味を楽しみながら、いくつになってもものづくりをしている姿にパワーをもらえる、そんな場所です。

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