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2022年度の志塾が終了しました

2020年度から続く志塾も3年目の最終年度を迎えました。
2022年度をもって志塾は終了となりますが、2023年度以降も岩手町の起業支援は続いていきますので、どうぞよろしくお願いします!

本記事では、2022年度に開催された志塾の模様をお伝えいたします。

キックオフイベントの開催

2022年9月1日(木)19:00〜21:00、ゆはず交流館2F創作室にて、塾長の山口豪志氏(株式会社54 代表取締役)より「まずはじめる」ことの大切さをメインテーマとした講演を実施しました。

その後、お集まりいただいた15名のみなさまにお考えのビジネスの構想について全体にシェアいただきました。

全11回の講座・ワークショップを実施

2022年9月16日(木)〜2022年3月2日(木)まで隔週木曜を中心に、各回19:00〜21:00にプラザあい2F小中会議室にて講座およびワークショップを開催しました。講師は岩手町政策アドバイザーの町井則雄氏が務めました。遅い時間の開催にも関わらず、各回7〜13名のみなさまにご参加いただきました。中でも、継続して参加いただいた塾生は9名にもなり、みなさんの熱量の高さを感じました。

まず、「ビジネスモデルづくりに向けたマインドセット」「ビジネスモデル設計」「戦略的視野と事業構築」をテーマとし、講義を中心におこなったあと、バリュープロポジションキャンバス(※1)の作成を進めました。

※1:自社の製品やサービスと顧客のニーズとのあいだのずれを解消するためのフレームワーク。

次に、「環境分析とドメイン」「マーケティングと市場創造」「ビジネスモデルデザイン」をテーマに、講義のあとにグループワークを行い、塾生同士でコミュニケーションをとりながらビジネスモデルキャンバス(※2)や創業計画書(※3)の作成に励みました。毎回全体に向けて自分のビジネスで考えたことを共有する時間があり、講師がみなさんの発表をホワイトボードに板書しながら、コメントを直接返す、双方向のコミュニケーションが行われました。

※2:ビジネスの構造を整理して設計図のような状態にするフレームワーク。
※3:事業を始めるにあたってその事業の概略や資金調達の方法、事業の見通しなどをまとめた資料。金融機関から融資を受ける際に必要となります。

最後に、「自分のビジネスを説明する資料作りワークショップ」「プレゼンテーション準備」をテーマとし、これまで考えてきたみなさんの事業への協力者を集めるために、考えているビジネスをどのように人に伝えるか、その方法について学び、発表会に向けた準備を行いました。

志塾は、①自分の事業が岩手町にもたらすインパクトを考えること ②岩手町で同じく起業や事業拡大を目指す方々同士がつながり、助け合うことができること、の2点が特徴でした。全11回の講義を終えた後のみなさんのチーム感…! お互いの事業について知れたことで、お互いに協業できるのではないか?という動きも生まれました。

次の記事では、塾生のビジネス構想の紹介と合わせて、発表会の様子をお届けします!

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