味わう

お口直しは、町の木の実で

取材先:
岩手町彫刻公園

初秋を知らせる、町の木の実を見つけに

 

岩手町役場前の彫刻公園には、赤々として美味しそうな木の実がなっています。

その正体は「ヤマボウシ」という木の実。6~7月に白い花を咲かせる落葉高木で、秋の訪れを知らせるように、9月初旬に実りをむかえます。町の中でもヤマボウシは知る人ぞ知る木の実。

熊や猿、鳥たちの好物でもあるこの実は、なかなか市場には出回ることはないようです。近づいてみると、さくらんぼのような形でふっくらとした実に特徴的なイボイボがついています。

彫刻を見に、孫を連れて散歩をしているおじいさんが、「こうやって散歩がてら、たまにお土産に持っていくんだよ」と、帰り道にいくつか熟した木の実を嬉しそうに持って帰るなんて姿も。そして「公園でピクニックをした時に、ヨーグルトにトッピングするのがおすすめです」という町の女性たちも。

なるほど、普段何気なく通り過ぎている道も、その視点で見ると意外と豊かな実りの宝庫に見えてくるのかもしれません。ちなみにヤマボウシは、そのまま食べてもよし、ジャムにするのもよし、冷凍してシャーベット状にして食べるのも美味しいようです。

石神の丘美術館のなかや町なかに、目を凝らすと実っているヤマボウシを、お昼ごはんの後のお口直しに探してみてはいかがでしょうか?

岩手町役場前に広がる彫刻公園は、さまざまな国の彫刻家の作品で溢れています。

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